自宅のクローゼットに眠っている、結婚式や二次会に参加する用のドレス。実は、注意すべき点を気をつければ、自宅でも洗濯できちゃうんです。そんな方のために、自宅でクリーニングする方法をお教えします!
自宅でクリーニングする方法
さて、実際に自宅でクリーニングする時には、方法は2つあります。
- 手洗い
- 洗濯機を使う
もちろんこの2つかと思いますが、できれば、できれば洗濯機を使ってラクしたいですよね。
洗濯機を使っての洗濯が可能な素材としては、ポリエステル・毛・アクリル・ナイロン・綿などの素材が多いです。
ただ特殊な製法を使ってる可能性もありますので、洗濯機を使って洗えるかどうかは、洗濯タグで必ず確認してください。
洗濯機使用不可表示の場合は、手洗いで洗濯をするようにしてください。
また、カラードレスなどは色落ちしてしまう可能性もありますので、事前に色落ちチェックを忘れないようにしましょう。
洗濯不可表示の場合は、クリーニング屋さんに出す必要があリます。
洗濯する前に準備すること
洗濯する前に、まずは忘れずに準備すること。
それは、
- ドレスに付属しているネックレスや、コサージュなど、外せる装飾品は外すこと
- シミは洗濯前に事前に処理すること
- ファスナーやボタン、フックなどは全て閉じること
の3点です。
ドレスに付属しているネックレスやコサージュは、洗濯すると絡まってしまったり、形が変形してしまうことがあります。
それだけでなく、他のドレスに引っかかって他のドレスをダメにしてしまうこともあるので、忘れずに外すようにしましょう。
また、結婚式や二次会などで着用したドレスには、その時気づいていなかった汚れやシミがある可能性もあリます。
もし汚れのひどいシミだった場合は、1回の自宅クリーニングでは落ちない可能性が高いです。
事前に汚れやシミは処理しておくようにしましょう。
洗濯機を使って洗濯する場合
まず洗濯機を使って洗濯する方法をお伝えします。
洗濯する際は、必ず1着ずつそれぞれ裏返しにして、ゆとりができるよう大きめサイズの洗濯ネットに入れるようにしましょう。
また、手洗いコースやおしゃれ着コースなどの、ご自宅の洗濯機にある衣類に優しいコースで、おしゃれ着用洗剤を使って洗濯をするようにしましょう。
この時、他の洗濯物とは分けて、ドレスのみで洗濯するのがオススメです。
目立つ汚れには、おしゃれ着用洗剤をつけて手で揉み込んでおくと、汚れが取れやすくなります。
手洗いをする場合
繊細なレース、装飾が施されたドレスや、プリーツ加工、シワ加工がされたドレスなど、特殊加工の場合は手洗いが必須になります。
洗濯用洗剤を溶かした水で、押し洗いしましょう。
あまり時間をかけず、短い時間で処理することが大事です。
長時間水に漬けておくと、色落ちなどの原因になりますので、注意してください。
すすぎは時間をかけて行ってください。
すすぎ残しがあると、黄ばみなどの原因になりますので、十分にすすぐようにしましょう。
ドレスの上手な乾かし方
洗濯が終わったらすぐ取り出して、干す前に軽くはたいて形を整えましょう。
ジッパーがあるものは閉めて、ボタンがあるものは止めておきます。
濡れたドレスは重さがあるので、厚めのハンガーで干すようにしましょう。
マキシワンピースなど丈の長いものは、竿などに折りたたんで干してください。
風通しの良い日陰で十分に乾かします。
また、乾燥機の使用は、ドレスが縮んでしまったり、変形してしまうなど、ドレスを痛めてしまう可能性がありますので、控えてください。
乾いた後のアイロン方法
ドレスのシワを取るためにアイロンをかける場合は、必ずあて布をするようにしましょう。
温度は、生地を痛めないよう低温で当てるのがおすすめです。
スチーム機能がある場合は、スチームを使うのも有効です。
スチームを使う場合は、ドレスの生地に直接当てない程度に少しうかして、低温のスチームを当ててください。
ドレスの素材によっては、アイロンの熱で溶けてしまうこともありますので注意しましょう。
特にレース素材は、直接当てると溶けるので注意してください。
大切なドレスは丁寧に保管しよう
ドレス収納のトラブルといえば、カビや型崩れ、虫食いなどがよくあるトラブルです。
そういったトラブルを回避するためにも、保管の際は、カバーをかけて保管するようにしましょう。
クリーニング屋さんのビニールカバーではなく、通気性の良い不織布のものがおすすめです。
市販されているカバーで大丈夫ですが、ドレスの長さに合わせたサイズにしてください。
虫食い対策として、防虫剤をクローゼットに置いておくのを推奨します。
また、数ヶ月に1回で大丈夫なので、定期的に風通しの良い場所に干すのも大事です。
大切なご友人の晴れの日には、丁寧に保管したお気に入りのドレスで参加して、素敵な1日を過ごしましょう。