花火大会やお祭り、夕涼み会などなど、夏のイベントでは浴衣を着る機会が多くなりますよね。「自分に似合う浴衣ってどんなものだろう?」と考えたことありませんか?今回は、背の高い低い、体型、肌色など別で、おすすめの浴衣をご紹介します。
似合う浴衣は人それぞれ
好きな種類、柄の浴衣を着るのももちろん大事ですが、実は人それぞれ、体型や肌の色などで「似合う浴衣」があるんです。
最近メイクで話題になっているパーソナルカラーと同じように、浴衣にも似合うものと似合いづらいものがあります。
今回は、体型別、肌の色別の、似合う浴衣の選び方をご紹介します。
選び方① 背の高さ
背の高い人
身長が高めの方は、浴衣の着丈に注意が必要です。
丈が足りない浴衣を選ばないよう、購入前に一度試着をするか、試着できない場合は寸法をチェックして、丈を事前にしっかり確認するようにしてください。
オススメの柄は、大きめの柄のもの。
手のひら大サイズの柄をチョイスすると、華やかに見えるのでおすすめです。
オススメカラーは、ピンクや黄色、オレンジなどの暖色系。
ビビッドカラーや寒色系とは異なり、見た目に圧迫感がなくなり、柔らかく優しい雰囲気に仕上がります。
背の低い人
身長が低めの方は、子供っぽく見えないように、柄が小さめで大人っぽいカラーの浴衣がおすすめです。
柄は、手のひらより大きなサイズの柄だと全体のバランスが取れなくなってしまいますので、遠くから見てわかるけど大きすぎないサイズ感、つまり手の甲くらいのサイズの柄をチョイスするようにしましょう。
もしも背を高く見せたい、すらっと見せたいのであれば、縦縞模様が入っている柄を選ぶと、縦長効果で全体的にすらっとした雰囲気に仕上がります。
カラーは、青、紺などの寒色系のカラーをチョイスすれば大人っぽく見えます。
ただし、あまり濃い色(濃紺、黒など)を選ぶと、シルエットがスッキリしすぎて女性らしさが出にくくなってしまう可能性もありますので、淡い色を選ぶことをオススメします。
選び方② 体型
瘦せ型の人
浴衣は寸胴で、あまりメリハリのない体型の方がキレイに見えますので、瘦せ型の人はよく、浴衣の下にバスタオルなどを仕込むのも一つの手とされています。
カラーは、暖色系、パステルカラーなどの膨張色をセレクトして、適度に柔らかい、優しい雰囲気を演出すると良いでしょう。
全体に柄が入っているものをチョイスすると、視線が分散されるのでおすすめです。
ぽっちゃり系の方
実はぽっちゃり系の方は、正しい着方をすると、浴衣がとっても似合う体型です。
胸やおしりが出過ぎないようにしっかりと抑えるよう、正しい着方をするとスッキリキレイに見せることができます。
全体をすらっと見せるために、縦縞模様が入っている、紺や黒などの寒色系ダークカラーがおすすめです。
縦縞模様が入っていないものでも、目線が上から下に行くような柄をチョイスするのが良いでしょう。
選び方③ 肌の色
色白の方
色白の方は、割とどんな色、どんな柄の浴衣でも似合いやすいと言われています。
あとはどんな雰囲気に仕上げたいかで、柄やカラーをセレクトするのをオススメします。
例えば、優しく、ふんわりした雰囲気に仕上げたいのであれば、白や、淡いピンク、黄色、水色など、パステルカラーのような明るいカラーをチョイス。
スッキリと、引き締った雰囲気に仕上げたいのであれば、紺や黒などの寒色系をチョイスすると、肌の色がより美しく際立ちます。
色黒の方
色黒の方は、肌の色の黒さにもよりますが、派手になりがちなのでコーディネートに注意が必要です。
オールマイティーな白系の浴衣を合わせるか、ビビッドカラーだと更にはっきりした雰囲気に仕上がります。
ただしビビッドカラーの場合は、やりすぎるとギャルっぽくなってしまうので注意が必要。
落ち着いたトーンの浴衣に、はっきりした色の帯を合わせてアクセントをつけるとバランスが整いやすいでしょう。
選び方④ 顔立ち
はっきりした顔立ちの方
はっきりした顔立ちの方は、濃い色や、はっきりした柄、大きめの柄のものをファッショナブルに着こなすことができます。
甘めすぎるカラーや柄だと少しバランスが悪くなってしまいますので、甘すぎないものをチョイスするのがオススメです。
柔らかい顔立ちの方
優しい雰囲気の、柔らかい顔立ちの方は、爽やかなカラーやふんわりした柄、パステルカラーなど淡い色や柄がよく似合います。
淡いピンクや水色など、優しげなカラーのものが似合いますので、子供っぽくなりすぎる、という方は、帯や小物をはっきりした色合いのものにして、メリハリをつけると良いでしょう。
似合う浴衣を見つけよう
洋服を着るときと同じで、浴衣も「絶対にこれ!」というものはなく、自分は好きな色や柄があるのであれば、もちろんそれを着る方が良いと思います。
誰でも、どんな浴衣ももちろん着ることはできますが、似合う浴衣を着ることでまた新しい自分を見つけることができるかもしれません。
この夏、浴衣を選ぶ際は、是非参考にしてみてください!