初めて友人の結婚式にお呼ばれされた!初めての参列にはわくわくしても、正直分からないことだらけで不安ですよね。そんな初心者さんにこれだけ知っておけばなんとかなる、結婚式当日におけるマナーの基礎中の基礎をお教えます
参列服
初めて結婚式に招待されたとき、参列服で悩む人が少なくありません。ここでは基礎的なマナーに絞ってご紹介します。
ドレス
多くの女性が参列服にドレスを選びます。フォーマルなワンピースやドレスが一般的で、派手すぎない色を選ぶのが無難ですね。そしてウエディングドレスと被ってしまうため、白は避けましょう。またアドバイスとして、夏でも冬でも女性は何か羽織るものがあると便利です。なぜなら会場内は季節関係なく、冷房が効いていることが多いからです。膝掛けを用意している会場もありますが、ボレロやカーディガンなどを羽織ることをおすすめします。
振袖
最近は参列服に和服を選ぶ人は少ないですが、日本人らしく和服で参列したいと思いませんか?未婚女性は振袖を、既婚女性なら訪問着や色無地を選びましょう。
結婚式当日
ついに迎えた結婚式当日。
結婚式は分単位でスケジュールが組まれています。
そのため、やむを得ない事情を除いて、ギリギリの到着や遅刻は避けたいものです。
余裕をもって式開始の20〜30分前には会場に到着できるように心がけましょう。
新郎新婦さんによっては、ウェルカムドリンクを用意している場合もあります。
式が始まるまで、久しぶりに再会した友人との会話を楽しんでみるのも、良い時間の使い方ではないでしょうか。
受付
会場に到着したらまず受付を済ませましょう。
名前や住所の記入とご祝儀をスタッフに渡します。
そしてこの際に、大きいカバンやコートを持っていたらクロークに預けます。
座席に荷物を持ってきている方を見かけることもありますが、式をスムーズに進めるためにも最初に預けてしまうのがベストです。
座席表
受付を終えたら座席表が手渡されます。
基本的に、新郎新婦側からみて右側が新郎、左側が新婦の親族や友人の席です。
そして、新郎新婦に最も近いテーブルが主賓席です。
主に会社の上司や恩師が座られることが多いですね。
反対に、新郎新婦から最も離れているテーブルが親族席です。
歓談の時間には、新郎新婦の親御様がテーブル周りをします。
その際には、「おめでとうございます」という一言を忘れないようにしましょう。
そして、中央のテーブルが友人席です。
座席の配置を把握しておくだけで、挨拶回りやお酌など当日の過ごし方がより良いものになりますよ。
1日の流れ
ここでは結婚式がどのようにとりおこなわれるのか、簡単に説明します。基本的には挙式、披露宴の順番で進められます。
挙式
挙式は、誰もが一度は憧れたことがあるだろう、新郎新婦が誓いを立てる場です。静かに、暖かい目で新郎新婦を見守りましょう。
披露宴
挙式の後は披露宴が行われます。基本的な披露宴の流れは次の通りです。
- ゲスト入場
- 新郎新婦入場
- スピーチ
- 乾杯
- 食事の配膳がスタート
- ケーキ入刀
- 友人スピーチ
- お色直し+ゲスト歓談
- 新郎新婦再入場+テーブル周り
- 余興
- 新郎新婦の両親への記念品贈呈
- 謝辞+新郎新婦退場
- ゲスト退場+見送り
この流れを完璧に覚える必要はありません。
しかし、事前に軽く把握しておくことはおすすめします。
たまに席を立とうとして料理が出てくるタイミングやお色直し、入退場に被ってしまうゲストを見かけます。
新郎新婦がゲストのために考えた披露宴だからこそ、用意してくれたイベントは見逃したくはないですよね?そ
のような事態を避けるためにも、簡単にでも流れを把握しておくことは大切です。
テーブルマナー
シルバーの使い方
披露宴の楽しみのひとつでもあるお食事。
チャペル式の会場では、フランス料理のコースが一般的です。
着席すると、目の前にはシルバー(フォークやスプーンの総称)がセッティングされています。
マナーとして、外側から順番に使いましょう。
順番を間違えると、シルバーが足りなくなることもあるので注意しましょう。
プラスαの気遣いマナー
最後に、テーブルマナーに加えて知っておくと役立つ情報を教えます。
フランス料理では魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインが合うと言われています。
そのため、それぞれの料理が配膳される前にはスタッフがワインを持って各テーブルを回ります。
せっかくならお料理に合わせたワインとともにお食事を楽しみましょう。
久しぶりに再会した友人から「通だね!」と驚かれるかもしれません。
まとめ
以上、この記事では初めて結婚式に参列する方に向けて、基礎的なマナーを紹介してきました。ここで紹介したマナーを自分のものにして、初めての結婚式を思う存分楽しんできてくださいね!