まだまだお洒落に手を抜きたくないし、オバさんの仲間入りはしたくない。若さと大人の間で揺れる、微妙なお年頃の30代女子。ちょっとしたお呼ばれも多く「何を着るべきか…」と悩むシーンも多いのでは?今回は、30代らしい大人の品の良さが漂うドレス選び
1) TPOをおさえる
せっかくお気に入りの一着を選んでも、TPOにふさわしくなければ、大人の素敵女子にはなれません。
「TPOをわきまえて…」とよく聞きますが、ちゃんと意味を理解してない人もいるのでは?
ここは大人女子の常識として、しっかり頭に入れておきたいところ。まずは復習から…
T・・・TIME【時間】
P・・・PLACE【場所】
O・・・またはOCCASION【場合】(またはOPPORTUNITY【機会】)
ひとつ目のTIME は朝昼晩の時間帯や季節の事ですね。
昼間は露出を控えたデザインにする、とか、春夏は明るい色目や軽やかな素材を選ぶ、など基本的な事です。
いくらお気に入りでも真夏にファーについたデザインでは「??」となりますしね。
季節はずれの気温になる場合もあるので、ショールなどで調整できるようにしておくとベターです。
ふたつ目のPLACEは、どんな「雰囲気」の場所なのか、を考えます。
初めての場所なら、HPを見たり、行ったことのある人に聞いてみるなど、最低限押さえておきたい情報です。
ハイクラスのホテルなのか、カジュアルなレストランなのか、テラスがあるような開放的なところなのか。
「●●ホテル」と書いてあっても、外資のラグジュアリーホテルとビジネスホテルではかなり違います。
当日行ってみてビックリ!とならないように、下調べしておきましょう。
三つ目のOCCASIONは、どんな集まりなのか、を考える事です。
結婚式や二次会、謝恩会、発表会など、基本はおめでたい席が多いと思いますので、場を華やかにするような色やデザインが基本です。
主役より目立つような派手なものでは困りますが、シンプルで無難過ぎるものを選んでしまうと、大人っぽい落ち着きを通り越して老けて見えてしまう事も…。
集まるメンバーの顔ぶれを想像しておくことも大事です。同世代ばかりなのか、子供や年配も多いのか、によって選ぶ基準も変わります。
2) トレンドをおさえる
日常のファッションと同じように、お呼ばれフォーマル服にもトレンドがあります。
「あの服、一回しか着てないからアレでいいや」と4~5年前のタンスの肥やしをひっぱり出して…とついやってしまいがちですが、スカート丈や身ごろのシェイプ、色合いに微妙な古っぽさが漂っていませんか?
素敵な大人女子になるには、「こなれ感」「抜け感」も意識したはずさない一着で、自信を持って出掛けたいところ。
「そんなこと言っても最近服買ってないし、よく分からない…」という人のために、分かりやすくトレンドを取り入れられるおすすめポイントをご紹介。
ロング丈を選ぶ
タテのラインを強調し、スタイルアップが叶うロング丈は、大人女子にこそ似合います。
レースやシフォン素材を選べば、重たくならず軽やかな着こなしに。
トップスとボトムスを異素材にした組み合わせや、裾がアシメントリーになったデザインなど、種類も豊富に出ています。
格式高く見えるので、かしこまった席でも十分対応できます。
パンツスタイル
ドレッシーなパンツのセットアップなら、ワンランク上のお洒落が楽しめます。
トップスをボトムにINすれば脚長効果も抜群&こなれ感が漂いますね。
トレンドのガーデンウエディングなど、カジュアルな場にも合いますし、小さな子供連れの30代ママにも大活躍です。
ニュアンスカラー
いわゆる「くすみカラー」は、ここ最近のトレンドで、肌馴染みも良く、大人女子に取り入れやすいカラーです。
柔らかく淡いトーンなので、普段なら抵抗のある色でも着てみると意外と似合うことが多いのも魅力。
くすみピンク、くすみグリーン、グレー、ベージュなどの定番や、他にも微妙な色合いのドレスが数多く出ています。
ワントーンで揃えると、ぐっと大人っぽくお洒落に着こなせます。
3) 体形を知る
着こなし上手に見せるには、何といってもサイズ感が大事。
綺麗なシルエットを出して、自分を最大限に魅力的に見せるためにも、ジャストサイズを選んで下さい。
その為にはまず、自分の体形をしっかり把握すること。
20代の頃には似合っていた服が何だか似合わない…と感じるのは、体形が変わってしまったからかも。
体重があまり変わっていない人でも、お腹周りや背中、お尻などに余計なお肉がつきはじめたという人も多いのでは?
かと言って、気になる部分を隠すためにオーバーサイズを選んだり、体のラインが出ない素材を選んでしまうと、お洒落とは程遠い着こなしになってしまいます。
気になるアノ部分(お腹周り・背中・二の腕)をケアしながら、スタイルアップできるデザインも豊富に出ているので、必ず試着をして選びましょう。
まとめ
いかがですか?自分にぴったりのお気に入りが見つかれば、合わせる小物選びやヘアメイクを考えるのも楽しくなりますね。
- TOPをおさえる
- トレンドをおさえる
- 体形を知る
この3つを失敗しないドレス選びの参考にしてください。
素敵なドレスを身に着けて、当日ハッピーな過ごし方ができますように!